撮影の最大の敵は、蝉と蚊である。
タイトル通り、映画撮影の最大の敵が蝉であることに今更気がついた。そして蚊とのコンビネーションが凶悪。
8月だから、暑さや突発的な雨かと思っていたが、そうでもない。暑さは「ガリガリ君なし味」さえあれば耐えられる。
しかし、蝉の前には、最新鋭の録音機器など全くの無力である。いや無力というか彼らは友達すぎる。
試しに録音した台詞を聞いてみる。
ミンミンンミンミンミンミンンミンミン
ミンミンンミンミンミンミンンミンミン
録音やめ。台詞聴こえん。
ついでに、撮影中に襲来する蚊がでかすぎる。そして多すぎる。
アロマテイストでお肌に優しいアウトドア撃退スプレーを肌にかけるもあまり意味がない。
ロケ地につくやいなや早々右手に3打撃ほど食らう。
蚊に助言してやりたいのだが、こんな竹やぶにいても僕らのような、さまよい込んだ人間の生き血しか吸えないのではないか。
どうして雑木林や薮にいるのか。もっと都会に出て来たら色々吸えそうなものを。
まぁ、というわけで、(どういうわけだ)先々週からついに撮影をスタートさせました。
まずは僕自身の10年のブランクを埋めるのと、出演者やスタッフ全員が初めてなので、練習として簡単な予告編を作ります。
とはいえ、出演者もスタッフの皆様の動きがめちゃくちゃ速いです。学生と違って大人って段取りとかすごいよね。
これなら、時間が作れるし粘る時は粘ってもいいなと思えます。
撮影はまだ2回やっただけで、もうなんか満足感ありなのがヤバいですが、
ひとまず、本編のことは無視して、8月中に予告編の完成を目指します。
乞うご期待ですよ。