リスボン物語を思い出したと思ってた
カメラを持ち歩ける時は、なるべく持って行くようにしている甲斐あって、操作や色味などにようやく慣れてきました。
まぁじゃれてくる息子のデコに、かがんだ時に思いっきりぶつけて泣かれたり、彼の三輪車の後ろから、かわいく写真撮ってたら、坂道を爆走されそうになったりして慌てて飛びついたりしましたが慣れてきました。
少なくとも落としたり、ボタンもげたりはしていません。一度、ちゃんとレンズカバーしていると思って、3本指でレンズにクリームみたいに触ってしまい、指紋べったりつけたぐらいの惨事ぐらいだけで、たかがしれています。
というわけで、カメラをいじるのは小休止で最近はもっぱらデジ一の鬼門たる、音声問題に取りかかり始めました。
ところで、音声録音いうと、思い出したのがヴェンダースの「リスボン物語」という映画のこと。
初期の頃や名作「パリテキサス」に比べるとあんまり評判の良くない映画だけど、確かわりと好きだったはずだよなと思って、確認したら完全に「夢の涯てまでも」と内容が頭の中で一緒くたになっていた。思い出したのか思い出してないのか、申し訳なさいっぱいな気分です。
たぶんヴェンダースオールナイトみたいなやつで、まとめて見たからだと思います。
眠かったのかもしれません。
というわけで、気を取り直して音声収録について。
今回導入したカメラのGH3はドルビーデジタルで音声が収録できたりするらしく、前機種のgh2からかなり音声方向の録音能力が刷新されています。
ヘッドホンアウトもついて機能性も抜群にあがりました。
ところが、いくらきれいに音が撮れるといったって、カメラを操作するとその音が全部入ってしまうのは一緒です。
ドルビーだろうがなんだろうが、これが致命的。ボタン押したり、三脚を操作する音が全部入ります。ドルビーで・・・。
で、散々考えたあげく導入しました名機「zoom h4n」。
楽器の演奏収録などで良く使われるICレコーダーらしですが、デジカメで撮影する人がよく使っているとのことです。
かなりごっついですが、44.1/48/96kHzというよくわからないぐらい良い音質で音撮りができます。
これを外部マイク兼、録音装置として使います。
さらに、いつ買ったのか忘れたぐらい前に買った、あれマイク持ってたじゃんの「Sonyのガンマイク」をつければ、もう完璧!
「お母さんといっしょ」のメイコブぐらい、モー完璧。
でも、風防はカビが生えてたので買い替えが必要でした。
だんだん、重装備になっていって、一人で撮影できないんじゃという状態になりつつあります。
他にも、レールやら望遠やら欲しいもの山盛りですが、ともかくこれで基本的な撮影ならできるようになりました。
余談ですが、ここんとこ準備ばっかりで疲れてきたなとふと思えば、確かそういう映画あったよなと再び。
確かそれは同じヴェンダースの「ことの次第」だったはず。だったはず。だったはずです。