初電子本リリースから10日経ちました。
僕の初の電子本「雨とプラットホーム その他短編」を出してから10日経ちました。
おかげさまで大変好評で、ミリオンセラーまで、あとたったの999,■▲×冊です!
まぁ最初からわかっていたとはいえ、そんなには売れません。無名で短編とくれば売れないでしょう。普通は。
でも、実際に誰かに買ってもらえて、読んでもらえるというのは、書き手としては本当に嬉しいものです。
買っていただいたのは、全員知人だと思いますが、どうもありがとう。オモロいやんとか、つまんねーなどと言ったりしててください。
ところで、今回、電子本にはじめてトライしてみたわけですが、この感覚は学生時代に、自主映画を作って皆で上映会をしていたのと同じ感じを受けました。
書く行為は、映画と方法とやり方は違えど、とてつもない労力がかかるのは同じで、やっぱりどっちも寿命が縮む系でした。
それと、発表する方法も似たような感情になれました。自分で決めて発表するというあたりの、どきどき感。この自由に発表するというのがなかなか良いです。つまり、何もかも自分で決められるのが面白いです。とにかく自分次第というわけで。
そういえば、どこかで読んだぶっとい誕生日占いの本に、僕の誕生日は「何もかも自分でやらないと気が済まない人」と書かれていました。
性格的には相当なダルがりなのに、いったいどうなってるんでしょう。すぐダルがるのに自分でやらないと気が済まないという逆方向の性格のようです。
結果的に「気をつけないと周りが疲れる」とも書いてた気がします(笑。
ちなみに同じ誕生日の有名人には、マルグリット・デュラスやアンドレイ・タルコフスキーがいます。あと山本五十六とか。全員性格とか非常に緻密そうですが、あんがいみんな、ダルがりだったりして。めんどくせーとか言ってたかもしれません。時には。
で、電子本の話に戻りますが、出す前にはそれはそれは葛藤がありました。
例えば著者名を本名でいくかどうかということ。ペンネームなら気が楽ですが、今年からそういう誤魔化しのようなこと(あくまで自分の基準です)は全て止めることにしたので本名でいくことに決めてました。受ける利益も不利益も、今更ですが引き受けるというささやかな覚悟です。
あとは、紙の本への憧れです。これはいったんさっぱり忘れることで解決しました。
プライドよりも読んでもらう方が重要なので。
そういわけで、まだまだミリオンセラーめざして発売中です。
皆様の暖かい、かつ具体的な応援お待ちしています。