インフルからの、それとも何かからの回復

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年末にノロウイルスにかかり、正月以降、そのままふらふらしていたらすぐにインフルエンザにかかった。

心理的なものなのか、2012年から延々と体調が悪いままだったので、かかるべくしてかかったという気がする。インフルエンザにかかったのは生まれてから2回目。でも、薬さえ吸入(リレンザ)してしまえば、高熱を一晩しのいで治ることは分かっているので、慌てることはない。心配なのは、息子や妻や誰かにうつってしまうことだけ。

だから、病気になったのは特に悪いことではない、それどころか何となく踏ん切りが付かなかったことに対して、時間をかけて考え、きちんと決心することができた。

もう一度、書いていくということ。ふたたび映像を撮るということ。

その気持は、洗濯物を1枚1枚丁寧にたたんでいくように穏やかなものだ。今水は澄んでいないが、澄んだものにしようという思い。ずっと捕まっていた何かからの逃走を祈る気持ち。

だから、この放置していたブログは、創作とそれにまつわるものを書くことしよう。その時の自分が、考えたことや、思っていることや、興味のあることをわりと素直に。それをネットに流す意味は、未だに良く分からないが、何かしら学べることもあるだろうから。

自戒の言葉にはたくさんの種類がある。
今はこう言おう。

「街を出て、山に登りなさい、海を越えて島々のある場所に行きなさい。そして、決して戻らないこと」

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